ポルチオとは何ですか？
ポルチオは女性の三大性感帯の一つで、ポルチオを刺激してオーガズムを感じる現象をインサイドオーガズムと呼びます。
ポルチオとは、子宮の入り口にある、子宮が少し飛び出している部分のことで、触ると硬いと感じるもの、膨らんでいると感じるもの、周囲と明らかに違うと感じるものなどがあります。
触ると硬かったり、膨らんでいたり、周囲と明らかに違うので見つけられると思います。
ポルチオの位置は、日によって変化します。
生理前は子宮が下がってきているため、比較的膣に近い位置にあるので見つけやすいと思います。これはよく風船現象と呼ばれます。
逆に、生理中や生理後は、子宮の位置が高くなります。そのため、この時期はポルチオに指が届かないことがあります。
探し方は、仰向けに寝て、手のひらを上にして、中指を入れます。腟口からお腹側の腟壁に向かってゆっくり移動すると見つけやすいですよ。
子宮の位置は、月経前以外でも感じることができます。そのため、すでに他の性感帯でオーガズムを感じている場合は、さらに近くにある可能性があります。その逆もありますが、肛門側の膣壁をなぞると簡単に見つけることができます。
どちらの場所でも見つからない場合は、子宮が高すぎて現時点では届かないので、座って指を入れやすくしてみたり、他の性感帯でオーガズムを感じてから再挑戦すると良いでしょう。
セックスでポルチオオーガズムを感じたことがありますか？
ポルチオでオーガズムを感じられない原因のひとつに、ポルチオの位置の問題があります。
ポルチオは、体位にもよりますが、通常膣から8～10cmのところに位置しているそうです。
ポルチオは、入り口からかなり離れているので、中指を入れたとき、膣の一番奥の部分だと思います。
また、子宮の位置は日によって、状態によって変化します。子宮の位置やセックス時の体勢によっては、そもそもペニスがポルチオに到達していない可能性もあります。
自分でオーガズムを感じることができても、セックスでオーガズムを感じることができない場合は、ペニスがポルチオに届きやすい体位を試してみましょう。
オナニーでポルチオオーガズムを得たことがある？
まず、セックスでポルチオオーガズムを感じたことがない場合、オナニーでポルチオオーガズムを感じたことがあるでしょうか？
オナニーでポルチオオーガズムを感じたことがが無い場合、残念ながら、ポルチオの性感帯が開発されていないのです。
ポルチオは最初から気持ちいい場所ではなく、徐々に刺激に慣れていき、徐々に快感に変わっていく場所なのです。いきなり性感帯を突かれると痛いと感じるのはおかしいことではありません。
普段からポルチオオオナニーをしていない人は、まずはポルチオオオナニーに慣れて、自分の性感帯を開発することが大切です。
ポルチオオーガズムのための6つの体位
では、ポルチオオーガズムを感じやすくする体位についてご紹介します。
なるべくポルチオに到達しやすいように、子宮の位置が下がっていれば、ほぼ間違いなくペニスに当たることができます。
上記のように、感じているうちに子宮の位置が下がってくるので、ペニスがポルチオに届きやすくなり、刺激しやすくなるので、ポルチオを刺激するためには、自分にとって気持ちの良い体位でセックスすることが大切です。
ここでは、おすすめの体位を6つご紹介します 相手のペニスの長さ、自分の膣の構造など、カップルによって感じ方は様々です。なるべく多くの体位で試して、感じられるようになりましょう
おすすめの体位
- 屈曲位
- 騎乗位
- 対面座位
- 側位（そくい）
- 松葉崩し
- 後背位
屈曲位
まず、女性が仰向けになり、正常位で挿入します。そこから女性の脚を持ち上げて、曲げた状態で男性の肩の上に乗せるようにします。
女性が自分の力だけで肩に乗せようとすると、腹筋が必要になってしまうので、男性に支えてもらいましょう。
屈曲することで膣が上を向くので、正常位よりも深く挿入することができます。ポルチオ開発には欠かせない体位なので、ぜひ試してみてください。
騎乗位
騎乗位とは、寝ている男性に女性がまたがる体位です。最初からこの体位で行うよりも、正常位から男性に起こしてもらい、後述する対面座位の体勢になり、ゆっくりと男性を寝かせると良いでしょう。
騎乗位は、完全に女性優位で動ける唯一の体位といっても過言ではありませんよ。また、女性の体重が挿入口にかかるので、ペニスが奥まで当たりやすくなります。自分の好きなポイントをしっかり把握していれば、すぐにオーガズムを感じることができるはずです。
また、女性を後ろ向きにして行う背面騎乗位もあります。前方騎乗位では、ポルチオに当たらない！？という人は、ぜひ試してみてください。
対面座位
対面座位は、座った男性の上に女性が座り、対面して挿入する体位です。こちらも騎乗位と同じく比較的女性が多い体位なので、前後・上下に動けるポイントを探しましょう。
上下に動くときは、膝立ちになると動きやすくなります。また、関節が見えるので視覚的にも興奮することでしょう。
対面座位は、背面座位だけでなく騎乗位でも行うことができます。この場合、腰を落としてピストン運動をすると、また違った快感が得られますよ。いろいろな角度から研究して、どちらが自分にとって気持ちいいか確かめてみてください。
側位（そくい）
男女ともに横向きに寝て挿入する横並び体位には、向かい合う「対面横並び」と、男性が女性の後ろから挿入する「背面横並び」の2種類があります。
体が密着しているため、情緒的な満足感が得られやすい。また、男性への負担が少ないため、長時間ポルチオを刺激しやすく、スローセックスにも適しています。
ポルチオを長く刺激すればするほど効果的なので、彼に協力してもらいましょう。
松葉崩し
まず、女性は横向きに寝て、片足を開いてください。男性は女性の脚を持ち上げて交差させます。女性が横向きで男性が正面を向いたら、松葉づえの体勢です。
体の向きや傾きを少し変えるだけでも挿入感が変わるのがこの体位の最大の魅力で、ポルチオを刺激しやすい体位という二人にとってのベストポジションを、様々なパターンで探ることができます。
後背位
いわゆるバック、後背位は、後ろ向きになった女性に男性が後ろから挿入する姿勢です。女性は四つん這いになっていても、横になっていても、二人とも立っていても大丈夫です。
言葉は悪いですが、すべての動物が交尾の際に行う体位であり、それだけセックスを意識した体位と言えます。ペニスの先端が直接ポルチオに入ることに加え、女性の膣が締まりやすいので、男性からの人気も高いです。お互いにとって損はないので、積極的に取り組んでみましょう
ポルチオでオーガズムを感じるためのコツ
ポルチオオーガズムには、いくつかのコツがあります。入りにくい性感帯なので、できるだけ準備をしてから挑むといいでしょう。
事前にアウトサイドオーガズムを行い、体の感度を高める
オーガズムを感じた後の身体はとても敏感で、再びオーガズムを感じやすくなっています。
また、前述したように、子宮は感じると位置が下がるので刺激しやすくなります。なので、慣れるまでは十分に愛撫して、外でのオーガズムの後に開発するようにするといいかもしれませんね。
また、実はポルチオは硬いときよりも柔らかいときのほうが気持ちいいのですが、ポルチオも感じると柔らかくなるのだそうです。そのため、インサイドオーガズムも2つのアクションでオーガズムを感じてからの方が成功しやすいのです
突くのではなく、押す
ポルチオは痛みを感じやすく、圧迫や緩やかな圧迫で快感を得やすいので、強く突かれても何もいいことはありません。
自己開発をするときは、ゆっくり押し込むこと、骨盤をゆっくり優しく揺らすことを意識してください。パートナーと一緒に開発する場合は、あまり強く突かないように気をつけましょう
20分以上刺激し続ける
ポルチオは気持ちよくなるまでに時間がかかる場所なので、もちろん人にもよりますが、平均20分程度の刺激を与えるのが理想です。
とはいえ、20分間もポルチオを愛撫したり、押し当てたりし続けるのは難しいかもしれません。早漏のパートナーがいる場合、そんなに長くは続かないかもしれません。
その場合は、前半をセフレ、後半を挿入と使い分けると、お互いにちょうどよいかもしれません。また、ポルチオへの刺激に特化したセックストイもたくさんあります。
オナニー時の自己開発にも使えますし、通常のセックスの前戯にも有効です。一つ持っているとかなり便利なアイテムですので、ぜひチェックしてみてください。
体をリラックスさせる
女性のオーガズムにとって、精神面は最も重要な事柄です。リラックスしているとき、パートナーとの信頼関係、環境、体調など、すべてにおいて良好な状態でポルチオ・オーガズムを感じることができるのです。
もしかしたら、まだ少し怖さや緊張を感じているのでは？あるいは、ストレスが溜まっていたり、セックスする気分になれず、妥協してしまう気持ちも大敵かもしれません。
愛撫は上手にできましたか？膣内は十分に濡れていますか？やる気が出ないときは、決して無理をしないことです。気持ちとコンディションを最大限に整えてから、ポルチオ・オーガズムに挑戦してくださいね。
どうしてもポルチオオーガズムを感じることができない場合
上記をすべて満たしていても、ポルチオオーガズムを感じない・・・そんな時もあるでしょう。でも、落ち込むのはまだ早いですよー。まだまだ改善する方法はあるので、諦めずにもう少し頑張ってみましょう。
挿入時間を長くする
先ほど、20分くらい刺激を続けると言いましたが、それはあくまで平均値です。実際には、そんなに時間がかからない人もいれば、もっと時間が必要な人もいます。
20分刺激を続けても効果がなければ25分、効果がなければ30分と時間を増やしていきましょう。
大人のオモチャを組み合わせて使うようにする
大人のオモチャには、重複する部分もありますが、ポルチオの刺激に特化したアイテムが本当にたくさんあります。ポルチオオーガズムの成功例は非常に多く、大人のオモチャがなければオーガズムはないといってもいいくらいです。
ポルチオの自己開発でセックストイを使わない人を探す方が難しいかもしれません。今まで指で行っていた快感との違いを感じてみてください。
セックスでなくオナニーで感じられる場合
オナニーではポルチオオーガズムが感じられるのに、セックスでは感じられないとなると、とてももどかしく、悔しいですよね。とても悔しいし、もどかしい気持ちになりますよね。
もしかしたら、オナニーで受ける刺激とセックスで受ける刺激には大きな違いがあるのかもしれません。実際、慣れ親しんだ方法以外ではイケないという人はあまりいないでしょう。
そんなときに役立つのが、ディルドと呼ばれる性具です。ディルドとは、男性器を模した梁状のディルドで、本物のペニスに似たリアルな構造をしています。吸盤付きのものが多いので、騎乗位や後背位でポルチオを突くことができます。
本当に梁だけなので、振動などの機能はありません。その分、セックスの感覚との差は開きませんね～。
ディルドでオーガズムを感じる角度や強さを知っておけば、彼とのセックスで一緒にオーガズムを感じることができるはずです。また、ディルドは他のセフレと比べると比較的安価に手に入れることができます。騙されたと思って、一度試してみてはいかがでしょうか？
